2006年 5月12日
全国パグミーティング出発前日の12日、
お風呂に入れて見つけた背中の腫瘤 きたか? ・・・肥満細胞腫

毛が密集しているところ、よく見つけるよな〜と
我ながら関心するが、見つかるときは見つける意志がなくても見つかるらしい。

5月3日にお風呂入れたときには存在していない。
見た目では専門医でも判断できないと言われる肥満細胞腫だが・・・
参考までにまいどの画像を!(右画像は発見より10日目)

繰り返される多発で、なんとなく勘が働いてしまう ふきふき"A^^; 汗
微妙に成長しているように感じる日々なのだが、
二次診療病院予約日まで、できるかぎり動かないでほしいものだ。

これが肥満細胞腫ならば、前回から寛解8ヶ月、1年持たなかった事になる。
慣れっ子だから涙も出ない、激しい落ち込みもない。
まだ決定した訳ではないし・・・けれど溜息のみ出てしまった。



2005年 6月 8日
今日は3ヶ月おきに指示されている、肥満細胞腫の定期健診のため
腫瘍系の二次診療病院へ行ってきました。

運がいいというか? なんというか? 
実は、5月11日に予約を入れていたのだ・・・
もう少し予定を早めることも可能だったのかもしれないが、
背中の腫瘤を観察する時間も欲しかった(湿疹や虫刺されなど・・・)
発見から今日までやはり存在し、
微妙に成長し日により赤味を増す事があり、ヒヤヒヤしていた。
早期発見、パグだから・・・自己判断で要観察という形をとっていた(笑)

5月12日に発見した背中の腫瘤のパンチ生検を実施
早期発見ながらも少しづつ大きくなってきたので、
針生検でもある程度確実診断ができる〜?という話も担当医としたが・・・
パンチ生検でマージンが何ミリでも取れたら寛解できる。
半年ごとに出てくるし・・・(汗)
これ以上は機能的問題もあって、大きな切除はできる限りしたくないという
気持ちが強い我が家は今回も、
針生検→マージンをとった外科的切除を希望せずに、
パンチ生検に賭けてみる事にした。



上記画像がパンチ生検前の背中の腫瘤、
画像サイズが異なるが、5月12日画像と比べ成長している事がわかると思う。
右画像がパンチ生検後 3針縫合した。

担当医からの処方は抗生剤のみだったが、
ネンのためH1ブロッカーとH2ブロッカーは、希望して処方してもらった。

抗生剤 アンピシリン (5日分)
H1ブロッカー レスタミン(病理までの8日分)
H2ブロッカー ガスター (病理までの8日分)

担当医の処方に口を出すことはどうかと思うが・・・
担当医は腫瘤を見て、今回 「イボっぽいですね」と口に出して言っている。
私が口を出さない以上はH1&H2は考えていなかっただろう。
病理を待って、肥満細胞腫でなかった場合はすぐに中止すればいい!
担当医は気持ちよく2つ返事で処方を追加して下さった。
薬を飲むことに慣れているGUNNだけど・・・アンピシリンは苦手。
苦いため甘いオレンジ色のコーティングがお気に召さないようだ(笑)
食事前に個別で飲ませてたというのに、食後のお皿に何故か残っていたりと高度な技で抵抗。
指でツマミ 「はい! はい!」と次々フードと交互に口に入れる方法よりも、手の平に薬とフード何粒かのせて 
「はい!どうぞ」 と訝しげな顔をする前に、次のフードをあげる方法の方が、出す確率が低い事がわかった(笑)
指でつまんだ薬を、鼻先に出されると匂いに敏感になり×なんだろうな〜

本日でた検査結果

<腹部エコー>
・ 肝臓 縮小して観察される
  前検査で観察された外側左葉の腫瘤性病変はなし 異常所見なし。
・ 脾臓 体部 大きさ9.2×8.8mm (前回 10.9×8.7)

<心エコー>
・ 心室中隔および左心室後壁に軽度肥厚
  拡張末期心室中隔厚 8.5mm (前回9.7mm)
  拡張末期左室後壁圧 9.4mm (前回9.0mm)
・  肺動脈弁の逆流
  逆流速度 240.3cm/sec (前回 247.9cm/sec)
  圧較差 23.1mmHg (前回 24.6mmHg)




2005年 6月15日



8日にパンチ生検した、
病理結果を聞くため二次診療病院へ行ってきました。

Daddyはアルファードの名義変更へ、
私は万が一を考え宿泊できるようにと
荷造り?で・・・朝からバタバタ〜
昼前自宅を出発!
昼間の首都高はなんで混むんだ?
朝6時前や夜21時すぎの平日ならば
1時間半かかる?程度なのに、
今日は3時間半を超えた (^-^;

16時半の予約
前もって病理の結果が届いているか
電話で確認してから病院へ向かった。
病理の結果

肥満細胞腫 グレード1 -------- 以下要点のみ抜粋
皮膚腫瘤
真皮に局限した肥満細胞、腫瘍細胞分化は高く、比較的均一な類円形核を有している
マージン部には腫瘍細胞は認められず、
臀部では皮膚マージン部まで2-5mm 深部は約3ミリ

案の定の結果だった。 いやいや、想像よりず〜〜〜といい結果だったとも言えるかもしれない。
病理の結果を見るとわかるが、皮膚のみに限局 マージンが2mm-5mmとれている。
担当医から「どうします?」と問いかけられるがステロイドも今回は飲ませない。
主治医A先生とも話しをし、H1&H2ブロッカーも飲み切り終了することに決めた。
抜糸は昨年9月の事もあるので、あと1週間ほど余裕を持ちホームドクターで抜糸することにした。

車が変わったし、疲れたのだろうな〜
待合室でもめずらしく震えて、情けない声をあげていたし・・・(診察室では時たま震える)
帰宅前吐きそうで吐けない? どうにも身の置き所がないような仕草をしたGUNNだった。

本日GUNNの6歳の誕生日
5歳の間に乳腺部2箇所・脇腹1箇所・今回背中の1箇所と合計4箇所の肥満細胞腫が多発してきている。
上記の4箇所は腫瘍系の二次診療病院でパンチという形で、最低のリスクで寛解してきているが
原発から数えたら正直いくつ治療し、切除してきたか? すぐには思い出せない (^-^; 汗

主治医A先生が 「3歳からか・・・(原発)、3年も生きたんだね」と何気におっしゃった。
そりゃそうだけど・・・派手に多発してきている方だとは思うけれど・・・素直に喜ぼうか?!(笑)

今回は、8ミリパンチを使用(4段階中)したと報告があった。
これ以上の大きさの腫瘍になるとパンチでマージンを少しでもとることは、難しくなるだろう・・・
そのあたりの判断はやはり主治医A先生だな!と感じた。

パンチ生検でマージンが不足した場合は、すぐに外科的に切除する覚悟はできている。
しかし、皮膚型でもグレードが高い場合、外科的にも切除が難しい場所の場合、同時に5箇所程度出てしまった場合
脾臓にある腫瘤が大きさを増した場合など、常に考えていなければならない。

米国でパグの肥満細胞腫で使われる 「クロラムブチル(chlorambucil)プロトコールについて話をさせてもらった。
新しいプロトコールではない様子で、古いタイプの抗がん剤を見直している段階なのでは?との回答だった。
これからは抗がん剤よりも、グリベックなどの分子レベルの治療薬という形での発展が進むだろうとのこと・・・
現在、この二次診療病院ではグリベック(分子標的治療薬) を3例
C-kit遺伝子エクソン11および12における変異、欠損、重複があった場合かなりの効果が得られる新薬なのだが
こちらでも遺伝子の変異を確認してから使用でき、少し低価格(1回4万程度)になってきたようだ。
人医学ではあるが・・・こんな情報も! を先日見つけた。
主治医A先生に冗談顔?で 「使ってみる?」と言われる(笑) 以前より獣医学的に進歩はしてきたようなので
少しだけ心が揺れる ・・・・が まだまだ! 主治医A先生頑張ってd(^-^)ネ! と笑顔でお断りさせてもらった。

ま・・・ビンブラスチンで寛解できなかった場合、P糖たんぱくの影響をうけないアルキル化剤のCCNUへ移行かな?
主治医A先生は「愛しのマイベイビー」だそうなので(笑) ベイビーの性格や癖など熟知しているだろう (^-^;
その時主治医A先生ならば、CCNUを使用する事に抵抗はない私です。

活性化自己リンパ球療法の話もしたが・・・
抗がん剤との併用など、単独での使用する例がないので、データーとして正確さにかけるとの意見で
今のところこちらの二次診療病院では扱う予定はないようです。

少しづつではあるが進歩してきているのだろう。
GUNNのその時はいつ来るのか? こないかもしれないし、その時には老体でチャレンジできないかもしれない。
ステロイドで反応し続けてくれれば、チャレンジ的な治療は望まないかもしれないが・・・
はたしてそれでいいのか? その時がくるまで、じっくりと考え情報収集をしていくつもりだ。



後日届いた診断結果 --------------------------------------------------------------------

● 身体所見:体重6.55キロ(初診時6.3キロ) 背中皮膚に腫瘤性病変あり、体表リンパ節腫大認められず
● CBC:Ht46% 白血球数=10.300/ul 好中球数=5.812/ul リンパ球数=2.753/ul
   単球数=1.223/ul 血小板数=290.000/ul
● 血液化学検査:正常範囲内
● 胸部X線検査:明らかな転移性所見認められず
● 胸部X線検査:肝臓幅やや狭小
● 心臓超音波検査:肺動脈弁逆流 240.3/sec 心室中隔および左室後壁が軽度肥厚
● 腹部超音波検査:肝臓に腫瘤性病変は認められない 脾臓に体部に腫瘤あり(大きさ9.2×8.8mm)
   胆嚢に異常所見は認められない

● 多発性皮膚肥満細胞腫(グレード1〜2)
● 今回切除された背部腫瘤:グレード1 皮膚肥満細胞腫 完全切除(表皮限局性、外科マージン=2-5mm)
● 肺動脈弁閉鎖不全

診療費参考まで -----------------------------------------------------------------------

● 専門医外来再診料 5000円 (外来継続診察料は2500円)
● 採血料 500円
● 全血球検査 2000円
● 生化学(15項目) フルパネル 9000円
● X線検査(4つ切り) 1500円×5
● X線撮影料(4〜5回) 1500円
● 超音波検査 5000円
● パンチ生検(1本) 3000円
● 読影料(画像診断料) 5000円
● 局所麻酔料 2500円
● 病理組織検査 15000円
● 処方料(14日以内) 1800円
● 内服薬 アンピシリン5日分 150円×5日 ガスター 150円×8日 レスタミン 150円×8日






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